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2008'04.08 (Tue)

犬の甲状腺機能低下症

犬の甲状腺機能低下症は、中~高齢犬でよく見られる内分泌疾患のひとつです。
甲状腺から分泌されるホルモンが、正常より不足することで発症します。
甲状腺ホルモンは、エネルギーを産生する、体温を上げる、細胞を分化増殖させるなど、ほとんどの臓器・細胞に働いており、体にとって欠くことのできないホルモンです。
臨床的に、甲状腺の機能が75%失われた状態で発現するといわれています。
甲状腺ホルモンが低下すると、ほとんどの細胞や臓器の代謝機能が障害されるため、さまざまな症状が現れます。
犬の甲状腺機能低下症のほとんどは、甲状腺自体の疾患が原因のホルモン分泌不足といわれています。
また、一部遺伝性も示唆されており、好発犬種としてゴールデン・レトリーバーやグレートデン、ドーベルマン、オールド・イングリッシュ・シープドッグ、アイリッシュ・セッターなどがあげられます。

症状
4~10歳の中年に多く、特に中型犬、大型犬に多く発生します。
比較的、春に近づくこれからの時期、季節の変わり目などに多いようです。
主訴は、はっきりしないものが多く、細胞代謝が不活発になることに起因して、さまざまな角度から症状が現れます。
最近鈍くなった、寝てばかりいる、無気力だ、運動をしたがらない、肥満になってきた、悲しげで心配そうな顔つきをしている、などの全身兆候がみられます。
また、被毛が普段よりもよく抜ける、左右対称的に毛が薄くなった、鼻スジやしっぽの毛がなくなってきた、皮膚が黒っぽくなっている、など、皮膚の症状として現れることもあります。
そのほか、繁殖障害や神経骨格筋の異常等さまざまです。

診断
一般的な血液検査では、高コレステロール血症や非再生性の貧血が認められることがあります。
確定診断は、血液中の甲状腺ホルモンを測定して行います。

併発疾患
甲状腺が正常な場合でも、甲状腺ホルモンの基礎値が低下することがあります。
これは、からだが病気の期間に、細胞の代謝機能を低下させるための生理的な適応反応として起こり、ある種の薬剤の服用や、重度や慢性の疾患がある場合にみられます。
この場合の治療は、甲状腺機能低下症の治療ではなく、基礎疾患に対しての治療を行い、その疾患が解決すれば甲状腺ホルモンは正常に戻ります。
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