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2008'06.10 (Tue)

第21回こころのワクチン「社会化期の過ごし方」

仔犬の生後3~14週まで、子猫の2~7週までを「社会化期」と呼んでいます。
この時期は、脳の発達時期にも一致しており、さまざまな刺激に慣れさせることに適しています。仔犬・子猫はこの時期に親や兄弟との絆をむすび、また、将来一緒に生活するであろう人間との付き合い方を学んでいきます。野良猫で例えると、社会化期に人間に保護された子猫はすぐに人に慣れますが、過ぎている子猫では、母猫から「人間に慣れない」ことを学んでいますので、なかなかなついてくれません。
様々なタイプの人間とふれあい、人に慣れておくこと。そして動物との十分なふれあいの機会を持って、動物同士のコミュニケーションの基礎を学んでおくこと。さらに人間社会で遭遇する様々な刺激(車・バイク・掃除機・花火など)にふれさせ、慣れさせることでこれらの刺激に対して過剰な反応を起こさないようにしておくことは、動物が人間社会で幸せに生活していくためにとても大切なことです。

仔犬の初回ワクチン接種は、ほとんどの場合社会化期に行われます。社会化期の仔犬が、初めてきた場所で、知らない人にあちこち触られ、最後にいたい注射を打たれた経験をすると、「病院=痛い・怖い」と学習してしまいます。そして、仔犬は「病院嫌い」な成犬へと成長することでしょう。
社会化トレーニングの一環として、当院では仔犬のワクチン接種時に「おやつ」を食べさせながら行うようにしています。「おやつ」を与えることで楽しい経験をさせ、病院嫌いにならないようにトレーニングしているのです。
DSC08702.jpg






 モデル犬 : HANAちゃん





病院には、将来入院することがあるかもしれません。そんなときに「病院が嫌い」よりも「病院が好き」な方が、入院中のストレスが少なくてすむでしょう。
このトレーニングをはじめて約4年になりますが、以前に比べて喜んで病院に入ってきて、スタッフに飛びついていく犬が増えたように感じています。

次回は「社会化トレーニングとワクチン接種について」です。お楽しみに!
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