2017年09月 / 08月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫10月

--'--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2008'07.03 (Thu)

アレルギー検査

<犬の皮膚のかゆみの検査>

犬の皮膚のかゆみは、細菌や寄生虫などの感染症、ノミアレルギー、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどによって起こります。
その中でも、とりわけ厄介なのがアトピー性皮膚炎食物アレルギーによるかゆみです。
これまでのアトピー性皮膚炎の診断は、発症した年齢、かゆみが見られる場所などの臨床症状に基づいて行われてきました。
また、食物によるかゆみの診断は、それまでに食べたことのないたんぱく質を使ったフードを与えて、かゆみが治まるかどうかをみるものでした。
今回は、三つの新しい検査方法によって、かゆみ(アレルギー)の原因が詳しく検査できるようになったので、その事について簡単にお話したいと思います。

1)アトピー性皮膚炎の原因は?(アレルゲン特異的IgE濃度検査
アトピー性皮膚炎の場合、環境中のスギ花粉やハウスダストといった特定の物質によってかゆみが引き起こされます。そのとき、体内ではIgEという成分が増えることが分かっています。
それを調べることによって、かゆみの原因となる物質を特定することができます。さらに、新しい検査方法によってIgEの量を調べることができるようになりました。これによりかゆみの進行状態を数字にして判断することができ、それに基づいて治療方針を決定していくことができます。
  
2)どんな食物によるかゆみなのか?(リンパ球反応検査
犬の食物アレルギーには、前述したIgEが増えるタイプとリンパ球という成分が増えるタイプがあります。これまでの検査では、IgEタイプしか検査することが出来ませんでした。新しい検査では、これまで分からなかったリンパ球を介した食物アレルギーの有無を調べることができるようになりました。
この検査によって、これまで以上に食物アレルギーの反応を検出できることから、より適切なフードを選択することが可能になります。

3)かゆみの原因は本当にアレルギー? (アレルギー強度検査
アレルギーがあるかどうかを把握することができる新しい検査です。体内でアレルギー反応が活発になっている場合には、血液中にCCR4という成分が発現した特別なリンパ球が増加します。この量を測定することによって、アレルギーの有無だけではなく、適切な治療を行うための(例えばステロイド剤の過剰投与を避けるための)指針として用いることができます。


これらは全て、血液検査で調べることができます。検査の結果は早いもので3日、長くても10日ほどで分かります。
かゆみの原因がたとえアレルギーであったとしても、新しい検査で詳しく原因を知ることにより、かゆみを上手くコントロールしてワンちゃんがストレスなく生活できる手助けになればと思います。
詳しくは、当院スタッフまでお尋ねください。
スポンサーサイト
14:54  |  犬の皮膚の痒み  |  EDIT  |  Top↑
 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。