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2006'11.03 (Fri)

冬の病気 その1 ~猫のワクチン~

猫のワクチン接種はお済みですか?

気が付けば、もう11月。朝晩の冷え込みから、冬の訪れを感じさせる季節となりました。
人間と同じく犬猫も、これから寒い冬にかけ、ウイルスによる伝染病が増える時期でもあります。
人間がインフルエンザにかからないようにワクチン接種を行うのと同様に、犬猫でもワクチン接種で予防できる感染症があります。
感染症から動物を守るためにも、予防接種を行いましょう。
そこで今回は、ワクチンの接種で予防できる猫の病気を簡単にご紹介します。

猫ウイルス性鼻気管炎
猫ヘルペスウイルス1による感染症です。後述のカリシウイルス感染症とともに、猫の呼吸器感染症の80%以上を占めています。
ウイルスは、感染した猫の唾液や鼻汁などの呼吸器分泌中に排泄され、それに接触することで他の猫へと感染します。
一度感染してしまうと、ウイルスは中枢神経系に生涯ひそんでいます。そして、ストレスや免疫力が低下すると、再びウイルスが排泄され、他の猫への感染源となります。この際に、再び症状が出ることもあります。
感染すると3~4日後に発熱、くしゃみ、咳、過剰なよだれ、食欲不振、結膜炎などの症状を示します。くしゃみや分泌物がたくさん出ることで、呼吸が苦しくなります。
産まれたばかりの子猫では、全身感染を起こし死亡してしまいます。
感染後、症状は2週間位続きますが、放置すると多くの症例で二次感染により悪化し、結膜炎は角膜潰瘍へと進行していきます。
また、食欲が低下しますので、まだ体力のない子猫では衰弱し、死に至ります。

猫カリシウイルス感染症
上記の猫ウイルス性鼻気管炎と並んで、猫の代表的な呼吸器感染症です。
猫カリシウイルスは、咽喉頭粘膜に持続感染し、回復後も無症状で数週から数ヶ月、場合によっては一生、唾液中にウイルスを断続的に排出するため、容易に接触伝播します。
感染すると1~3日後に発熱、元気消失、鼻炎、結膜炎などが起きます。
舌や口になかなか治らない口内炎がよく見られ、肺炎や跛行などを併発することがあります。
猫ウイルス性鼻気管炎と同様に、仔猫では肺炎を起こし死に至ります。

猫汎白血球減少症
伝染性が強く、急性に経過する発熱、食欲減退、嘔吐、下痢・血便、総白血球数の減少を特徴とします。
ワクチンを接種していない猫では、全ての年齢にわたり感受性ですが、仔猫は特に重症で死亡率が高く、1日で死亡することもある怖い感染症です。

猫白血病ウイルス感染症
猫白血病ウイルスは、猫の間で広く伝播しており、リンパ腫や白血病ばかりでなく多くの疾患の発症に関与します。また、その多くが致死的な経過を辿ります。
ウイルスは唾液を介して伝播するため、感染している猫は他の猫への感染源となります。
感染してから発病までの期間が長く、見かけ上健康に見えますが、感染すると、数ヶ月~数年の後にリンパ腫や白血病などの腫瘍性変化を、多くが起こします。
猫白血病ウイルス感染症で、3年以内に80%以上の猫が何らかの疾病で死亡します。

猫のクラミジア病
前述の、猫ウイルス性鼻気管炎や猫カリシウイルス感染症との混合感染も多く、症状も似ています。
感染して1週間の後に、結膜炎を主症状とし、鼻汁、くしゃみ、咳、などがみられます。結膜炎は、進行するにつれて浮腫性・化膿性の結膜炎へと移行します。


現在、ワクチンで予防できる猫の病気は、以上の5種類です。
たとえ感染しても、ワクチンを接種していれば、軽い症状ですみます。
いつ接種すればよいかは、猫の年齢や状態によって異なりますので、動物病院にご相談下さい。

次回は、犬のワクチンについてご紹介します。
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