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2007'10.13 (Sat)

老齢の猫によく見られるホルモンの病気

甲状腺機能亢進症は、甲状腺から出るホルモンが出すぎてしまうことで引き起こされます。
犬よりも猫、特に老猫に多く見られる内分泌疾患のひとつです。

甲状腺は、気管の左右両側に存在し、甲状腺ホルモンを分泌しています。
甲状腺ホルモンは、細胞の代謝率を上昇させて、からだの新陳代謝を促します。
このホルモンが作用する臓器は、非常にたくさんあり、全身(脳、心臓、消化管、骨、筋肉、皮膚、その他)の組織に作用して、身体活動の調節のみならず、精神活動にも作用します。また、発育や成長にも欠かすことのできないものです。

病因
甲状腺機能亢進症では、甲状腺が何らかの原因で大きくなることで、甲状腺ホルモンが正常より多く分泌されてしまう疾患です。
発病には、餌や環境の要因、ある種の腫瘍遺伝子の関与などが考えられていますが、明らかになっていません。
発症は、8歳以上の中年から老年、特に13歳前後で多いようです。
性差や好発品種は特にありません。

臨床症状
全身の代謝が亢進するため、必要カロリー量も増え、食欲の亢進と体重の減少がよく見られます。
そのほか、水をよく飲みおしっこもたくさんする、吐く、下痢をする、落ち着きがない、怒りっぽくなった、など症状はさまざまです。
健康な猫では、一般身体検査で甲状腺に触れることはないのですが、本症の猫80~90%では、片方あるいは両方の大きくなった甲状腺を確認することができます。
心臓をはじめさまざまな臓器に負担を与えるため、頻脈や心臓の雑音が認められることもあり、突然死の可能性もあります。

ホルモン検査
一般的な血液検査で、甲状腺機能亢進症が疑われた場合、次に、血液中の甲状腺ホルモンの濃度を測定し、診断します。

治療
薬を飲ませる内科療法と、原因となる甲状腺自体を外科的に摘出するという方法があります。
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