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2007'03.19 (Mon)

春の病気 その1 ~中毒~

人間が普段何気なく食べているものでも、ペットが食べてしまうと体を壊してしまう食べ物はたくさんあります。
そこで、今回は、犬や猫が食べると中毒を起こす可能性のある食べ物をいくつかご紹介します。

チョコレート
チョコレートやコーヒー、紅茶に含まれている、メチルキサンチン(カフェインやテオブロミンなど)が中毒の原因となります。
メチルキサンチンの含量は、チョコレートの種類によって異なります。
時には、数片の摂取だけで中毒を起こし、食べ過ぎれば死亡する場合もあります。
特に小型犬では体重に比べて食べる量が多くなるため、より危険性が高くなります。
チョコレートを摂取して1~2時間で、初期には嘔吐および下痢、そして興奮、頻脈、不安、不整脈などの症状が現れます。

キシリトール
キシリトールは、砂糖と同じくらい甘いにもかかわらずカロリーが少なく、虫歯の原因となる口腔内細菌の養分にならない、などの理由でガムをはじめクッキーやマフィンなど、さまざまな食品の甘味料として用いられています。
しかし、これを犬が摂取してしまうと、人間と異なり、低血糖を引き起こしてしまう可能性があります。
これは、人間がキシリトールを摂取してもインスリンが分泌されないのですが、犬の場合、キシリトールを摂取すると、砂糖を摂取したときの6倍ものインスリンが分泌されてしまうことによるといわれています。
インスリンは、血液中の糖分を少なくする働きがあるため、インスリンがたくさん出すぎてしまうと、低血糖を引き起こし、一刻も早い治療が必要な状態となります。
犬では、遺伝が関係しているといわれていますが、まだ不明な点も多いです。
また、猫においてもわかっていません。
キシリトール摂取後、血糖値は、10~20分以内に低下し始め、急速な低血糖、寝てばかりいる、ぐったりする、痙攣、昏睡状態となり、重症例では死亡する場合があります。

ネギ
たまねぎやニンニクに含まれる成分により、赤血球が壊れ、急性の貧血を引き起こします。
摂取後、ふらつき、食欲不振、黄疸、赤色尿、多呼吸などの症状が現れます。

レーズン
レーズンや、ぶどうを食べて数時間以内に、嘔吐や元気消失のほか、食欲低下、下痢などの症状が現れます。
さらに、摂取後24~72時間以内に急性腎不全へと移行し、おしっこが作られない状態へと進行していきます。
急性腎不全に陥った犬での死亡率は、50~75%と報告されています。
レーズン・ぶどうの有害物質は、現在のところ明らかではなく、また、犬以外での中毒は報告されていません。

ほかにもナッツやアボガドなど、動物が食べると中毒症状を起こす食べ物は、たくさんあります。
なかには、命にかかわる危険な状態になる場合もあります。
なるべく、人間が食べるものはペットには与えず、また、拾い食いや盗み食いができないように、気を付けましょう。
好奇心旺盛で何でも口にしやすい子犬の時期は、特に注意しましょう。
17:59  |  季節の病気  |  EDIT  |  Top↑

2007'01.29 (Mon)

冬の病気 その3 ~猫の下部尿路疾患~

「おしっこに血が混じる」、「トイレに何度も行く」など、猫のおしっこに関わる病気は、1年を通してよく見られる疾患です。
猫のおしっこに関わる疾患、つまり、膀胱炎や尿石症など、膀胱と尿道に関わるさまざまな疾患は、まとめて猫の下部尿路疾患といわれています。
なかでも、尿路が詰まって尿がでなくなる病気は、寒い冬の季節に多くなるといわれています。


一般的な症状は、排尿困難、血尿、頻尿などで、
・おしっこに血が混じる
・トイレに行く回数が多い
・トイレでふんばっているがおしっこがあまり出ていない
・トイレ以外の場所でおしっこをする
などのサインで、発見されます。

特に雄猫は、雌猫に比べて尿道が細いため、尿道や陰茎の先に尿石や栓子などが詰まる、尿道閉塞を起こしやすくなります。
尿道が閉塞し、尿がでなくなる状態が続くと、吐く、ぐったりするといった尿毒症症状へ至り、一刻も早い処置が必要な、緊急を要する状態となります。


下部尿路疾患の原因は、非常に様々ではっきりとは分かっておらず、尿結石によるものの他にも、ストレスなど多くの原因があります。
尿結石をはじめとした下部尿路疾患になりやすくなる素因には、肥満、ストレス、遺伝、食餌などがあります。
従ってこれらの、リスクファクターを最小限にし、下部尿路疾患にならないように、再発しないように気をつけてあげる必要があります。

1.尿を酸性にする
猫で最も一般的な結石は、尿のpHが7.0以上のアルカリ状態が続くことで作られ、逆にpH6.6以下で溶けます。
また、尿のpHが弱アルカリになると細菌の増殖も盛んになります。
したがって、尿を酸性化する事は、尿路感染症や、アルカリ尿によってできる結石症の予防および治療に非常に重要となります。
この尿のpHは、食べ物によって大きく変化します。
例えば、肉や魚を食べると尿は酸性側へ、野菜などを食べるとアルカリ側に傾きます。
したがって、尿pHの考えられたフードにすることも大切です。
また、運動をあまりしない肥満猫に、この疾患が多い理由にも通じるかもしれませんが、適度な運動は、飲水量を増やすだけでなく、尿のpHを酸性側にします。
また、飲水量を増やすことは、尿量が増え、尿が希釈され、膀胱壁への刺激の軽減につながります。
飲水量を増やすために、いつも新鮮な水を、飲みやすい場所に用意しましょう。
水飲み場所は、1ヶ所より2ヶ所、2ヶ所より3ヶ所の方が、飲水量は増えるといわれています。

2.ストレスを最小限にする
猫も人間と同じくらい、精神的に敏感です。
何かを気にしてトイレを我慢する、トイレに行けない、といったこともあります。
最も重要なことは、猫のストレスレベルをできるだけ少なくすることです。
以下は、最近読んだ雑誌から、猫のストレスを少なくする方法をご紹介します。

猫の生活においてストレスを最小限にする10の法則
①パーソナルスペース(個人空間・私有空間)を与える
猫は、高い場所に隠れるのが大好きです。
タンスの上や、押し入れの中は騒音もなく、他の動物から身を守るために安全と感じます。
このような、安全地帯がなければ、こちらから提供してあげましょう。

②猫にとって有意義な時間を作る
外を眺められる場所を作ったり、どんなに仕事が忙しくても、1日最低10分間は猫と過ごす時間を作るようにしましょう。
毎日決まった時間の一定時間を、猫とあそぶ時間にすると、効果的です。

③トイレを清潔にする
カバー付きのトイレは、猫の立場からすると、においがこもってしまいます。
トイレ容器は、カバーのないものがベターでしょう。
また、小さいトイレもストレスとなります。
成猫が快適と感じるトイレの広さは、最低56×41㎝といわれています。
トイレの設置場所は、騒がしいところは避け、食器や飲水器近くも避けてあげましょう。
多頭飼育では、みんな一緒のトイレではなく一頭にひとつ以上のトイレを用意しましょう。

④飼い主の行動を一定にする
生活パターンの変更や、長時間の留守番は、猫にとってストレスとなります。
食事時間、遊び時間、就寝時間もなるべく一定にしましょう。

⑤弱い猫をいじめる猫を監視する

⑥雑音を最小限にする

⑦猫に話しかけるときは高い声にする
男性の低くて太い声は、猫の恐怖心を助長するようです。
猫は、一般的に人間に聞こえる周波数より、高い音を聞き取ることができると言われています。
男性の声より女性の高い声の方が、猫には快適のようです。

⑧強い香水は避ける
猫は人間より嗅覚が優れています。
強い臭いは、猫にとっては不快です。

⑨毎日の食餌の栄養バランスを再確認する
ビタミンやミネラルの不足も、ストレスにつながります。

⑩ウエイトコントロール
機動力が低下するだけでなく、様々な問題となるため肥満には注意しましょう。


以上の点を考慮しつつ、日ごろから、おしっこの色や量をチェックし、
おかしいと感じたら、すぐに病院にご相談ください。
14:19  |  季節の病気  |  EDIT  |  Top↑

2006'12.15 (Fri)

冬の病気 その2 ~犬のワクチン~

犬の予防接種はお済みですか?

今回は、ワクチンの接種で予防できる、犬の病気をご紹介します。

特に、犬ジステンパー、犬パルボウイルス感染症、犬伝染性肝炎は、犬の間で広く伝播しており、必ず予防が必要である感染症とされています。
ワクチンを接種することで、これらの病気を予防しましょう。

犬ジステンパー
伝染力がとても強く、死亡率も高い感染症です。
感染した犬の鼻水、尿などにウイルスは排泄されて、感染源となります。
あらゆる年齢の犬に感染しますが、ワクチンを接種していない仔犬(6~12週齢)に最も多く発症します。
感染すると、呼吸器症状や消化器症状を伴ういろいろな症状を起こし、神経症状へと進展していきます。中枢神経系に侵入すると、痙攣や麻痺などの脳症状(ジステンパー脳炎)を起こし、回復してもチックなどの後遺症が残ってしまいます。
致死率は高く、ワクチンを接種していない仔犬では50%、神経症状を起こした場合はさらに90%といわれています。

犬パルボウイルス感染症
伝染力が強く、激しい血便を伴う消化器症状と白血球の減少が特徴的です。
心不全による突然死も引き起こします。
感染する犬の年齢によって、症状は異なりますが、母犬からの免疫がなくなりワクチンを接種していない仔犬での死亡率は、特に高くなります。
妊娠している犬が感染を受けると胎子の死亡や流産を起こします。

犬伝染性肝炎
犬に病気を起こすアデノウイルスには2種類(1型と2型)あり、犬伝染性肝炎はアデノウイルス1型によって起こります。
肝炎を特徴とし、死亡率は10~30%といわれていますが、1才未満の若い子での死亡率はさらに高くなります。
元気がなくなる、熱がでるなどのほか、嘔吐や下痢、腹痛や歯ぐきなど粘膜からの出血が起きることもあります。
数時間以内で突然死する甚急性のケースもあります。

犬アデノウイルス2型感染症・犬パラインフルエンザウイルス感染症
いわゆる犬の風邪を引き起こすウイルスです。
乾いた咳、鼻水、熱が出るなど呼吸器を中心とした風邪の症状を示します。
集団で飼育されている場所では、感染が急速に広がり蔓延します。

犬コロナウイルス感染症
小腸に感染し、犬に嘔吐と下痢、腸炎を起こす感染症です。
感染した犬のうんちが感染源となります。
突然の嘔吐から、ひどい水溶性下痢をおこします。
仔犬では、激しい腸炎を起こし死に至ることもあります。

犬レプトスピラ感染症(イクテロヘモラジー型、カニコーラ型)
多くの野生動物や人にも感染します。人では、ワイル病などの病名があります。
レプトスピラの中でイクテロヘモラジー型、カニコーラ型の2種類のタイプが、犬に激しい症状を起こします。
ネズミなど感染動物の尿が、他の動物への感染源となり、粘膜や皮膚の小さな傷から体へ侵入します。
感染すると、発熱とともに、食欲がない、吐く、血の混じった便、黄疸、おしっこの量が少ないなどの消化器症状、腎・肝疾患に関連した多くの症状が発現します。
腎不全などが起こると死に至ります。

現在当院では、以上の8種類の感染症を予防するワクチンを扱っています。
犬の年齢や状態によって、ワクチンの種類や接種する時期が異なりますので、動物病院にご相談下さい。

最後に、ワクチン接種では、まれに、ワクチンによる副反応が現れることがあります。
この反応は、ワクチン液内に含まれる安定剤によるものとされています。安定剤は、それぞれのワクチンの力価を落とさないために含まれています。この安定剤に対し、過敏な反応をすることが副反応です。
それには、接種後数分でショック症状を起こす反応と、数時間経ってから顔が腫れる、体をかゆがる等の症状をあらわす遅い反応があります。
当院では、特に初めての仔犬のワクチンでは、万が一の際にすぐに対応できるように、注射後、15分ほど院内で状態に変化がないか様子を診させてもらいます、家に帰って状態が急変した場合にも対応できるようになるべく午前中に接種することをお奨めしています。また、以前のワクチン接種で何らかの副反応が出た場合なども、事前にご相談を頂きワクチン接種による事故を未然に防ぎたいと思います。
16:35  |  季節の病気  |  EDIT  |  Top↑

2006'11.03 (Fri)

冬の病気 その1 ~猫のワクチン~

猫のワクチン接種はお済みですか?

気が付けば、もう11月。朝晩の冷え込みから、冬の訪れを感じさせる季節となりました。
人間と同じく犬猫も、これから寒い冬にかけ、ウイルスによる伝染病が増える時期でもあります。
人間がインフルエンザにかからないようにワクチン接種を行うのと同様に、犬猫でもワクチン接種で予防できる感染症があります。
感染症から動物を守るためにも、予防接種を行いましょう。
そこで今回は、ワクチンの接種で予防できる猫の病気を簡単にご紹介します。

猫ウイルス性鼻気管炎
猫ヘルペスウイルス1による感染症です。後述のカリシウイルス感染症とともに、猫の呼吸器感染症の80%以上を占めています。
ウイルスは、感染した猫の唾液や鼻汁などの呼吸器分泌中に排泄され、それに接触することで他の猫へと感染します。
一度感染してしまうと、ウイルスは中枢神経系に生涯ひそんでいます。そして、ストレスや免疫力が低下すると、再びウイルスが排泄され、他の猫への感染源となります。この際に、再び症状が出ることもあります。
感染すると3~4日後に発熱、くしゃみ、咳、過剰なよだれ、食欲不振、結膜炎などの症状を示します。くしゃみや分泌物がたくさん出ることで、呼吸が苦しくなります。
産まれたばかりの子猫では、全身感染を起こし死亡してしまいます。
感染後、症状は2週間位続きますが、放置すると多くの症例で二次感染により悪化し、結膜炎は角膜潰瘍へと進行していきます。
また、食欲が低下しますので、まだ体力のない子猫では衰弱し、死に至ります。

猫カリシウイルス感染症
上記の猫ウイルス性鼻気管炎と並んで、猫の代表的な呼吸器感染症です。
猫カリシウイルスは、咽喉頭粘膜に持続感染し、回復後も無症状で数週から数ヶ月、場合によっては一生、唾液中にウイルスを断続的に排出するため、容易に接触伝播します。
感染すると1~3日後に発熱、元気消失、鼻炎、結膜炎などが起きます。
舌や口になかなか治らない口内炎がよく見られ、肺炎や跛行などを併発することがあります。
猫ウイルス性鼻気管炎と同様に、仔猫では肺炎を起こし死に至ります。

猫汎白血球減少症
伝染性が強く、急性に経過する発熱、食欲減退、嘔吐、下痢・血便、総白血球数の減少を特徴とします。
ワクチンを接種していない猫では、全ての年齢にわたり感受性ですが、仔猫は特に重症で死亡率が高く、1日で死亡することもある怖い感染症です。

猫白血病ウイルス感染症
猫白血病ウイルスは、猫の間で広く伝播しており、リンパ腫や白血病ばかりでなく多くの疾患の発症に関与します。また、その多くが致死的な経過を辿ります。
ウイルスは唾液を介して伝播するため、感染している猫は他の猫への感染源となります。
感染してから発病までの期間が長く、見かけ上健康に見えますが、感染すると、数ヶ月~数年の後にリンパ腫や白血病などの腫瘍性変化を、多くが起こします。
猫白血病ウイルス感染症で、3年以内に80%以上の猫が何らかの疾病で死亡します。

猫のクラミジア病
前述の、猫ウイルス性鼻気管炎や猫カリシウイルス感染症との混合感染も多く、症状も似ています。
感染して1週間の後に、結膜炎を主症状とし、鼻汁、くしゃみ、咳、などがみられます。結膜炎は、進行するにつれて浮腫性・化膿性の結膜炎へと移行します。


現在、ワクチンで予防できる猫の病気は、以上の5種類です。
たとえ感染しても、ワクチンを接種していれば、軽い症状ですみます。
いつ接種すればよいかは、猫の年齢や状態によって異なりますので、動物病院にご相談下さい。

次回は、犬のワクチンについてご紹介します。
21:14  |  季節の病気  |  EDIT  |  Top↑

2006'09.02 (Sat)

夏の病気 その2 ~皮膚病~

先日、金沢で行われた皮膚病セミナーに行って来ました。

夏は、皮膚病が悪化する時期でもあります。
多く見られる皮膚疾患には、アレルギー性皮膚疾患、脂漏性皮膚疾患、感染性皮膚疾患があります。
シャンプーは、これらの皮膚病の管理において有効な治療法、予防法の一つであると言われています。
動物は、厚い被毛で皮膚が覆われていますが、シャンプーをすることで、皮膚病に対する有効成分を直接皮膚表面に作用させることができます。
また、シャンプーをすることにより、皮膚を清潔に保つことができ、痒みや悪臭などを軽減する事ができます。
とはいえ、人間用のシャンプーを動物に使用することは好ましくありません。
犬や猫の皮膚は、ヒトの皮膚よりも薄く、刺激にとても敏感です。
また、ヒトの皮膚は弱酸性ですが、犬猫の皮膚は、ヒトとは違い、弱アルカリ性に保たれています。
従って、その犬猫の皮膚の状態、皮膚病の症状に合ったシャンプーをそれぞれ選択し、使い分けることが必須でしょう。
各症状に合ったシャンプーは、当院におたずねください。

余談ですが、そのセミナーで、5ヶ月齢までにシャンプーの経験をさせると、将来シャンプーを嫌がらない子になると聞きました。皆さんも、試してみてください。

最後に、下記の方法を参考にしてください。


<効果的なャンプーの方法>

asd.png
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19:51  |  季節の病気  |  EDIT  |  Top↑
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